お風呂リフォーム、メーカー選びで迷ったら? プロが選ぶ「2026年おすすめバス」ベスト3を徹底比較(TOTO・LIXIL・タカラ)

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「お風呂のリフォームを考えているけれど、TOTO、LIXIL、タカラスタンダード、結局どこがいいの?」


カタログを取り寄せてみても、どのメーカーも「掃除がしやすい」「温かい」「デザインが良い」と書いてあり、決定的な違いが分からないと感じていませんか? しかし、毎日リフォーム現場に立っている私たちプロから見ると、各メーカーにはカタログのスペック表には表れない明確な「個性」と、絶対に譲れない「強み」があります。


今回は、日本のシステムバス市場を牽引する3大メーカー(TOTO、LIXIL、タカラスタンダード)を徹底比較。

2026年の最新トレンドや補助金事情、プロの視点を交えながら、あなたのライフスタイルに最適なメーカーを見つけるためのガイドマップをお届けします。


1. TOTO(トートー)

迷ったらTOTOを選べば間違いない、と言われるほどの信頼と実績を誇るトップメーカーです。TOTOのお風呂を選ぶ最大の理由は、他社が真似できない「床の踏み心地」にあります。


最大の強み:「お掃除ラクラクほっカラリ床」

TOTOの代名詞とも言えるこの床は、内側にクッション層(発泡ウレタン)を持っています。

  • 畳のような柔らかさ: 膝をついても痛くないため、小さなお子様を洗うご家庭や、転倒リスクが気になる高齢の方にとって、これ以上優しい床はありません。
  • ヒヤッとしない: W断熱構造により、冬場の一歩目の「ヒヤッ」とする冷たさをシャットアウトします。
  • 乾きやすい: 翌朝には靴下で入れるほどカラリと乾き、カビの発生を抑えます。 この「床の心地よさ」に感動してTOTOに即決する方が後を絶ちません。


その他の特徴

  • 魔法びん浴槽: 4時間経っても温度低下を2.5℃以内に抑える高断熱浴槽。家族の入浴時間がバラバラでも追い焚きが少なくて済みます。
  • 床ワイパー洗浄(きれい除菌水): ボタン一つで床に除菌水を散布し、カビやピンク汚れを抑える機能。共働き世帯の「家事ラク」ニーズに応える大人気オプションです。


★おすすめシリーズ

サザナ (sazana): 戸建て用。機能と価格のバランスが完璧な日本のベストセラー。

シンラ (SYNLA): 高級ライン。人間工学に基づいた浴槽や「楽湯(肩湯)」で極上の癒やしを。


2. LIXIL(リクシル)

LIXILは、デザインのバリエーションが豊富で、インテリアにこだわる層から絶大な支持を得ています。そして何より、「お風呂を洗う場所から楽しむ場所へ」変えた立役者です。


最大の強み:「アクアフィール(肩湯)」とデザイン性

高級ホテルやスパでしか味わえなかった「肩湯」を、家庭用ユニットバスに普及させたのがLIXILです。首から肩にお湯のベールをまとうことで、少ない湯量でも全身が温まり、極上のリラックスタイムを演出します。 また、壁パネルや水栓、照明のデザインが非常にスタイリッシュで、「見せるお風呂」を作りたいならLIXIL一択です。


その他の特徴

  • キレイサーモフロア: 中空バルーンを含む断熱層で冷たさを感じにくく、特殊な表面処理で皮脂汚れが固着しない床。スポンジで軽くこするだけで汚れが落ちます。
  • くるりんポイ排水口: 浴槽の排水を利用して排水口内に渦を起こし、髪の毛をまとめて捨てやすくする元祖・便利機能。
  • マグネットシェルフ: 壁に磁石がつく仕様に対応し、収納を自由にレイアウトできる「まる洗いカウンター」など、使い勝手の工夫が随所にあります。


★おすすめシリーズ

リデア (Lidea): 戸建て用。ライフスタイルに合わせてタイプを選べる柔軟性が人気。

スパージュ (SPAGE): 高級ライン。「湯を、愉しむ」をコンセプトにした、自宅スパの最高峰。


3. タカラスタンダード

「タカラといえばホーロー」と言われる通り、独自素材の高品位ホーローを武器に、熱狂的なファンを持つメーカーです。一度タカラを使うと「次も絶対にタカラがいい」というリピーターが多いのが特徴です。


最大の強み:「高品位ホーロー」の壁

鉄の強さとガラスの美しさを兼ね備えたホーロー素材を、浴室の壁パネルに使用しています。


  • 掃除が最強にラク: 表面がガラス質なので、皮脂汚れやカビが染み込みません。油性ペンで落書きしても水拭きで落ちるレベル。ゴシゴシ擦っても傷がつかない「一生モノ」の壁です。
  • マグネットがつく: ベースが鉄なので、壁一面どこでもマグネットがつきます。収納棚もタオル掛けも、好きな位置にペタッと貼るだけ。「浮かせる収納」で床掃除も楽々です。


その他の特徴

  • パーフェクト保温: 浴室の壁、天井、床の裏側にたっぷりと保温材を吹き付けてあり、浴室全体を魔法瓶のように包み込みます。寒い地域や、断熱性の低い古い家屋のリフォームで特に真価を発揮します。
  • ぴったりサイズシステムバス: 2.5cm刻みでサイズオーダーが可能。規格サイズのユニットバスが入らないマンションや団地でも、デッドスペースを作らず最大限広いお風呂を設置できます。


★おすすめシリーズ

グランスパ (Granspa): 普及〜中級価格帯。ホーローパネルとキープクリーンフロア(磁器タイル)で、耐久性と清掃性は価格帯最強クラス。


【徹底比較】あなたに合うのはどのメーカー?

これまでの特徴を整理し、プロの視点でタイプ別のおすすめを診断します。


タイプA:小さなお子様がいる、または高齢の両親がいるご家庭

👉 【TOTO】がおすすめ! やはり「ほっカラリ床」の柔らかさと安全性は唯一無二です。膝をついて子供を洗う際も痛くなく、万が一転倒しても衝撃を吸収してくれます。家族全員に優しい「安全第一」のお風呂ならTOTOです。


タイプB:掃除の手間を極限まで減らしたい、頑丈なものが好き

👉 【タカラスタンダード】がおすすめ! カビや傷に強いホーロー壁と、デッキブラシでゴシゴシ洗える磁器タイル床(キープクリーンフロア)の組み合わせは、耐久性・清掃性において最強です。「10年後もキレイなままでいてほしい」ならタカラです。


タイプC:お風呂は癒しの時間、デザインやスパ機能にこだわりたい

👉 【LIXIL】がおすすめ! 「肩湯」に憧れるならLIXIL(スパージュ)です。また、インテリアのようなマットな質感のパネルや、黒を基調としたシックなデザインなど、見た目の美しさにこだわりたい方にもLIXILの提案力は響くはずです。


2026年の価格動向と「補助金」の賢い活用法

価格改定への備え

原材料費や物流コスト、労務費の上昇は2026年も続いており、各メーカーとも定期的な価格改定(値上げ)を行う傾向にあります。「いつかやろう」と先延ばしにしていると、同じ仕様でも価格が上がってしまう可能性があります。


「住宅省エネ2026キャンペーン」を活用せよ

2026年も、国による大型補助金制度が継続しています。しかし、2025年よりもルールが少し厳格化されており、賢いプランニングが必要です。


みらいエコ住宅支援事業(旧:子育てエコホーム)

「高断熱浴槽」や「節湯水栓」を選ぶことで補助対象になりますが、補助額合計が5万円以上でないと申請できません。浴室単体では届かないケースもあるため、「内窓設置(先進的窓リノベ2026)」や「高効率給湯器への交換(給湯省エネ2026)」とセットで行うのが、2026年のリフォームの鉄則です。


これらの組み合わせによって、実質負担額を10万円〜数十万円抑えることも可能です。


まとめ:カタログだけでは分からない「質感」を確かめよう

3大メーカーはそれぞれ異なる哲学でお風呂を作っています。 最終的な決断をする際は、必ずショールームに足を運び、以下のポイントをご自身の五感で確かめてください。


  • 浴槽に入った時の背中のカーブのフィット感
  • 床を素足で踏んだ時の感触(硬いか、柔らかいか)
  • 壁パネルの質感と色味


Respaceでは、特定のメーカーに偏ることなく、お客様のご予算とご要望に合わせて、最もメリットのあるメーカー・プランをご提案します。 「うちの浴室サイズだと、どのメーカーが入るの?」「補助金をMAXまで活用できる組み合わせを知りたい」など、どんな疑問でもお答えします。


まずは現地調査で、あなたの家の「最適解」を見つけましょう。