在来工法の風呂リフォームとは?ユニットバスへの変更費用や工期を解説

「タイル張りの古いお風呂をリフォームしたいけれど、どんな方法があるのか」「在来工法の浴室からユニットバスに変更できるのか」など、疑問や不安を抱えている方もいるでしょう。


在来工法の浴室は、現在の状態や広さに応じて、在来工法のまま改修する方法やパネル工法、ユニットバスへ変更する方法など、複数の選択肢があります。


この記事では、在来工法の浴室の構造やユニットバスとの違いから、リフォーム方法、費用や工期の目安、ユニットバスへ変更する際に確認しておきたい注意点までわかりやすく解説します。


古いタイル張りのお風呂を快適にしたい方や、在来浴室からユニットバスへのリフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。


■在来工法の浴室とは

在来工法の浴室は、建物の広さや形状に合わせて現場で床・壁・天井などをつくり、防水処理を施して仕上げる方法です。築年数の経った戸建てでは、床や壁にタイルを使った浴室として見られることがあります。


・構造と断面

在来工法では、建物の床や壁を下地として、その上に防水処理を行い、モルタルやタイルなどで仕上げます。モルタルとは、セメントと砂、水を混ぜてつくる材料で、床や壁の下地に使われるものです。


浴槽や洗い場、窓などの位置を住宅に合わせて設計しやすく、浴室の広さや形状に合わせた施工ができます。一方で、防水層や目地が劣化すると水漏れにつながる可能性があるため、築年数が経っている場合は床下や壁内部の状態も確認することが大切です。


・ユニットバスとの違い

ユニットバスは、工場でつくられた浴槽・床・壁・天井などのパーツを現場で組み立てる浴室です。在来工法と比べてサイズや形状には一定の規格がありますが、防水性や断熱性、掃除のしやすさなどを考えた製品が多くあります。


在来工法は空間に合わせてサイズや素材を調整しやすく、デザインの自由度が高い点が特長です。反対に、ユニットバスは施工方法がある程度決まっているため、工事期間を抑えやすく、日々のお手入れもしやすい傾向があります。


・在来工法のデメリット

在来工法の浴室では、タイルの目地や防水部分が経年劣化すると、水漏れや下地の腐食などが発生する可能性があります。また、古いタイル張りの浴室では床が冷たく感じやすく、冬場の寒さや浴室内外の温度差が気になるケースもあります。


段差がある浴室では、入浴時の移動が負担になることもあります。リフォームを検討する際は、見た目だけを新しくするのではなく、防水性や断熱性、段差の解消なども含めて現在の浴室全体を確認することが重要です。


■在来浴室の改修方法

在来工法の浴室は、現在の浴室を活かして改修する方法から、ユニットバスへ交換する方法まで選択肢があります。予算や浴室の状態、希望するデザインや機能に合わせて検討しましょう。


・在来工法のまま改修

既存の在来浴室を活かし、浴槽やタイル、床、壁など必要な部分をリフォームする方法です。浴室の形状や広さに合わせて施工できるため、一般的なユニットバスでは対応しにくい変形した空間でも調整しやすいメリットがあります。


また、タイルや浴槽などの素材を好みに合わせて選びやすく、デザインの自由度を重視したい場合にも向いています。ただし、下地や防水部分まで劣化している場合は補修工事が必要になるため、表面だけでなく内部の状態を確認することが大切です。


・パネル工法で改修

既存のタイル壁などの上から浴室用のパネルを施工し、内装を整える方法もあります。タイルをすべて張り替える方法と比べ、既存部分を活用できるケースがあるのが特長です。


パネルは目地が少ないため、タイルのように目地へ汚れやカビが付きにくく、掃除の負担を減らしやすくなります。


ただし、下地に水漏れや腐食などがある場合は、そのまま施工するのではなく補修が必要です。浴槽や床も含めてどこまで改修するか、現場の状態に合わせて検討しましょう。


・ユニットバスへ変更

在来浴室を解体し、新しいユニットバスを設置する方法です。床・壁・天井などが一体的につくられているため、防水性や断熱性を高めやすく、掃除のしやすさやバリアフリーなどの機能も取り入れられます。


一方で、既存浴室の広さや柱、窓、配管の位置によっては、希望するサイズの製品を設置できない場合があります。解体後に下地の劣化やシロアリ被害などが見つかれば追加工事が必要になるケースもあるため、事前の現地調査と見積もりが重要です。


■費用と工期の目安

在来工法の浴室リフォームは、現在の浴室の広さや劣化状況、選ぶユニットバスのサイズや機能によって費用と工期が変わります。見積もりでは本体価格だけでなく、解体や下地補修なども確認しましょう。


・ユニットバス化の費用

在来浴室からユニットバスへ変更する場合は、既存の浴槽やタイルを解体し、給排水や下地を整えたうえで新しい設備を設置します。そのため、ユニットバス本体の価格だけでなく、解体費や配管工事、内装工事なども必要です。


また、解体後に床下や壁内部の腐食、防水部分の劣化、シロアリ被害などが見つかると、補修費用が追加される場合があります。正確な費用を知るには、浴室の広さや現場の状態を確認してもらい、工事内容を含めた見積もりを取ることが大切です。


・工事日数の目安

在来浴室からユニットバスへ交換する工事は、解体、配管や下地の調整、ユニットバスの組み立て、仕上げという工程で進みます。一般的には4~8日程度が目安ですが、下地補修などが必要な場合は1週間以上かかることもあります。


工事期間中は浴室を使用できないため、事前に銭湯や家族宅など入浴できる場所を考えておくと安心です。


・補助金の確認

浴室リフォームでは、工事内容によって国や自治体の補助金を活用できる場合があります。2026年は、省エネ性能を高める住宅リフォームを対象とした制度があり、高断熱浴槽や浴室乾燥機、段差解消などが対象になるケースがあります。


ただし、補助金は対象となる住宅や設備、組み合わせる工事などに条件があります。予算上限に達すると受付が終了する制度もあるため、契約前に利用できる制度があるか業者へ確認しておきましょう。


■工事前の注意点

在来工法の浴室は、解体して初めて内部の状態が分かることもあります。ユニットバスへのリフォームでは、追加工事や設置条件を事前に確認し、予算や工期に余裕を持って計画することが大切です。


・追加工事の可能性

在来浴室では、タイルや浴槽を解体した際に、床下や壁内部の腐食、防水層の劣化、水漏れ、シロアリ被害などが見つかる場合があります。その場合は、新しいユニットバスを設置する前に、下地の補修や補強、防水処理などの追加工事が必要です。


特に築年数の経った住宅では、表面から内部の状態を完全に確認できないケースもあります。見積もりを取る際は、追加工事が発生した場合の対応や費用についても事前に確認しておくと安心です。


・窓とサイズの確認

在来工法の浴室は、住宅に合わせて自由に設計されているため、現在の広さにぴったり合うユニットバスがない場合があります。ユニットバスは規格サイズの製品が中心なので、浴室内部の幅や奥行き、高さだけでなく、柱や梁、配管なども確認が必要です。


また、既存の窓の位置や大きさによっては、新しいユニットバスの壁や設備と干渉することがあります。できるだけ浴室空間を活かすためにも、現地調査で設置可能なサイズを確認しましょう。


・業者選びのポイント

在来浴室のリフォームでは、ユニットバスの設置だけでなく、解体や配管、下地補修など複数の工事が関係します。そのため、浴室全体の状態を確認したうえで提案してくれる業者を選ぶことが重要です。


見積もりでは、ユニットバス本体の費用だけでなく、解体費や施工費、追加工事の可能性まで確認しましょう。「どのサイズが入るのか」「在来工法のまま直す方法もあるのか」なども相談し、希望する予算や使い方に合った方法を比較して検討することが大切です。


■まとめ

在来工法の浴室は、現在の浴室を活かして改修する方法やパネル工法、ユニットバスへ変更する方法など、住まいの状態や希望に合わせて複数の選択肢があります。


特に築年数が経ったタイル張りのお風呂では、防水部分や下地の劣化、寒さ、段差など、表面だけでは分からない問題が隠れていることもあります。


そのため、費用だけで判断するのではなく、浴室の広さや構造、窓の位置、床下の状態まで確認したうえで、自宅に合ったリフォーム方法を選ぶことが大切です。ユニットバスに変更できるか分からない場合も、まずは現地の状態を確認してもらうことから始めましょう。


■在来工法の浴室リフォームはRespaceへお問い合わせください

株式会社Respaceは、奈良市を拠点に、お風呂・キッチン・トイレ・洗面台などの水回りをはじめ、住まい全体のリフォームに対応しています。


在来工法の浴室についても、「タイル張りのお風呂をユニットバスにできるか」「今の広さをできるだけ活かしたい」「寒さや段差も一緒に改善したい」といったご希望を伺いながら、現在の浴室の状態に合わせたリフォーム方法を検討します。


打ち合わせから施工管理、お引き渡しまで一貫して対応しているため、工事方法や費用について分からないことがある段階でも相談しやすいのがRespaceの特長です。


また、施工後のアフターメンテナンスにも対応しています。「まだリフォームするか決めていない」「ユニットバスが入るかだけ確認したい」といった場合でも、まずは現在のお風呂の状態についてご相談ください。


奈良県を中心に浴室リフォームをご検討中の方は、Respaceへお気軽にお問い合わせください。


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